遺産相続の始まる日は葬儀後ではありません

通夜・葬儀を終えて、ひと段落をしてから遺産相続の手続き・確認をしようと、多くの故人様の親族は考えています。しかし、気を付けておきたいことは、遺産相続の手続きをする場合、相続がスタートするのは葬儀を終えた日からではないということです。民法882条において、相続は被相続人が亡くなった日から起点になることが定められています。そのため、葬儀を終えて時間を空けすぎると、手続きの内容によっては手遅れになる場合がありますので、注意が必要です。

次に、遺産の分割方法について説明をします。手順としては、一番目は遺言による分割、二番目は遺産分割協議によっての分割、三番目は遺産分割調停、そして最後は、遺産分割裁判による流れとなります。その上で遺産の分割にあたっての具体的な方法を紹介しましょう。

現物分割では、不動産の土地などがありますが、この不動産は長男、土地は長女という流れにて行います。現物をそのまま遺産として分けます。故人様の思い出の品を、遺言書に残し、家族に譲られる方もいます。代償分割とは、相続人の中から、誰か一人が相続分以上の財産を得た場合に、他の相続人に対して金銭などで支払う方法です。土地や賃貸物件が対象となる場合が多いです。換価分割は、分割できない遺産を売却して、売れた金額を相続人同士で分ける方法です。例えば、有価証券で株価が大幅な値上がりをしたり、骨とう品の売値が高い金額になった場合などが挙げられます。

葬儀後ではなく、できるだけ早めに遺産相続の手続きをとることがおすすめです。